過去日記23


無宿ごろつき青年と無愛想人形少女の心ときめく(私の心が)交流もいいけど、すっかり身内になった二人もいいよね~。

そうなると舞台は江戸から地方になるから東西遊記とか北越雪譜とか奇談異聞辞典が活躍するよ!
以下は私が家に帰ってから読み返してニヤニヤするためのメモ。あとで読み返すとき便利がいいように適宜改行した。

◆絵本百物語より

第七 野宿火

きつね火にもあらず草原火にてもなく
春は桜がり秋は紅葉がりせしあとに
火もえあがり人のおほくさわぎうた唱ふ
声のみするは野宿の火といふものならん

田舎道は更にて街道山中抔いづこにもあり
誰が焚捨たるとはなしに人なき跡にほとヽヽと然え上りては消きえては又もゆ
したじ焚しめたるほむらの消ては然るを野宿火と云
乞食の暁起出たる跡遊山に人の去たる後何れもものすごし
雨の後抔に然立たるを木の間がくれにみれば人のつどひてものいふさまなどにことならず
哀に物すごくしてすさまじきものは野宿火也

◆植物妖異考より
続古事談
 昔摂津国富原と云所に翁ありけり
 家の前なる梅木夜々光けり

〔大和本草
 陰湿の気あるものは皆夜光有、山茶花(ツバキ)朽れば夜光ると云。扁柏を土に入ること数年にして出すときは夜青光あり。湿気去れば光無。

◆民俗學辭典より

山小屋 ヤマゴヤ
 山で働く者が臨時の住処として建てる小屋。秋田・青森両県でケトといい、モリヤというところもあるが、イホという古い言葉も奈良県吉野郡天川村などで使われている。
 マタギが狩猟の根拠地とする狩小屋、焼畑作りの場合などに建てる作小屋、また炭焼小屋、木こり小屋などの種類があつて、建て方に一定の作法のあるところもすくなくない。
 山の神を祭つていることが多いが、女を近づけないとか、謡曲や口笛を禁ずるなどの禁忌もやかましい。殊に普通の里言葉を避けて猿をキムラ、蛇をナガムシなどという、いわゆる山言葉を使うのが山小屋生活ではむしろ通例である。

山人 ヤマビト
 山奥には往々鬼の子孫もしくは神の末と称されて気質・慣習を異にした部落が見られる。東北地方のマタギ部落なども祖先の異色ある物語を伝えている。
 近世各地の記録にも、山中で異様な人に遭つたとかその姿をみたとかいうものが多く、それらを総合してみると必らずしも幻覚とのみはいいきれない。山男とか山女というものがそれで、その内には常人であつた者が、意識的にまたは発狂状態で放浪した者もある。
 とくに山中に入るものに出産前後の女性が多かつたらしく、その原因には生理的なもののほかに隠れた信仰もあつたようである。それが山姥の話のもとらしく、山姥が子を育てた金時の話の原型や、マタギ伝説に見える山中誕生の説話にはこうした問題も顧慮されねばなるまい。
 しかし原住民かと思われる異人の話も少なくはなく、彼らの多くは色が白く背が高く、顔が赤く裸体で、言語は通じないが凶暴な性質ではない。九州山地・赤石山地・北上山地などがそれを見た話の多く分布する土地である。

北越雪譜より
泊り山の大猫

 我が隣駅関にちかき飯士山に続く東に、阿弥陀峯とて樵する山あり。村々持分ンの定あり
 二月にいたり雪の降止たる頃、農夫ら此山に樵せんとて語らひあわせ、連日の食物を用意しかの山に入り、所を見立て仮に小屋を作り、こヽを寝所となし、毎日こヽかしこの木を心のままに伐とりて薪につくり、小屋のほとりにあまた積おき、心に足るほどにいたればそのまヽに積おきて家に帰る。これを泊り山といふ。山にとまりゐて事をなすゆゑ也
 さて夏秋にいたれば積おきたる薪も乾ゆゑ、牛馬を駆ひて薪を家に運びて用にあつる也。
 雪ふかき所は雪中には山に入りて樵する事あたはざるゆゑの所為にて、我国雪の為に苦心するの一ツ也。

 右にいふあみだぼうには水なく、谷川あれども山よりは数丈の下をながる、翼なければ汲ことあたはず。こヽに年歴(へ)たる藤蔓の大木にまとひたるが谷川へ垂下がりたるあり、泊り山して水汲もの樽を背にくヽし負ひ、此ふぢずるをたよりとして谷川へくだり、水をくみてたるの口をつめて背おひ、ふたヽびふぢづるに縋りてのぼる、雲桟(くものかけはし)をのぼるさま也。
 とまり山をするもの、このふぢづるなければ水をくむ事ならず、なしや縄を用ふとも此藤の強(つよき)にはおよぶまじ。このゆゑに泊り山するものら、此蔓を宝のごとく尊ぶとぞ。

 ひとヽせ泊り山したるものヽかたりしは、ことし二月とまり山しヽ時、連のもの七人こヽかしこにありて木を伐りて居たりしに、山々に響くほどの大声して猫の鳴しゆゑ、人々おそれおのヽきみな小屋にあつまり、手にヽヽ斧をかまへ耳をすましてきけば、その声ちかくにありときけば又遠くに鳴、とほしときけばちかし。あまたの猫かとおもへば、其声は正しく一ツの猫也。
 されどすがたはさらに見せず、なきやみてのち七人のものおそるヽヽヽちかくなきつる所にいたりて見るに、凍たる雪に踏入れたる猫の足跡あり、大さつねの丸盆ほどありしとかたりき。

 天地の造物かヽるものなしともいふべからず。我が友信州の人のかたりしは、同じ所の千曲川へ夏の夜釣に行しに、人の三人もをるべきほどのをりよき岩水より半いでたるあり、よき釣場なりとてこれにのぼりてつりをたれてゐたりしに、しばしありてその岩手鞠ほどに光るもの二ツ双(なら)びていできたり、こはいかにとおもふうちに、月の雲間をいでたるによくみれば岩にはあらで大なる蝦蟇(ひきがへる)にぞありける。ひかりしものは目なりけり。此人いきたる心地もなう何もうちすてヽ逃げさりしとかたりぬ。

→参考:北国巡杖記「杣小屋怪事」

◆日本歳時記より
此月(陰暦二月)、韮を食へば大に益ありと千金方に見えたり。
兎を食へば神を傷る。
鶏子(鶏卵)をくらへば心をやぶる。
黄花菜及陳爼(古き漬物)をくらへば痼疾を発す。
梨子を食事なかれ、大蒜を食へば人をして気ふさがらしむ。
小蒜(にんにく)をくらへば人の志性をやぶる。
最生冷を食事を忌む。
又陰地の流泉を飲ことなかれ。瘧瘴を発す。
(月令広義、寿養叢書等にしるせり)

◆絵本百物語より
第卅八 恙虫

斉明天皇の御時、石見八上の山奥に、つヽがといへるむし有て、夜は人家に入りて人のねむりをうかヾひ、生血をすひて殺さるヽもの多し。博士某に仰付られ、此虫を封じさせ給ひしより、民間に其愁なし。是よりして無事なることをつヽがなしとは云けるとぞ。ある説には、悪しきことなしと云義を書きたがへて恙と云始たりと有。何れか然るや。

むかしつヽが虫というむし出て人をさし殺しけるとぞ
されば今の世にもさはりなき事をつヽがなしといへり
下学集などにも見ゆ

◆ツツガムシ病
ツツガムシに刺されてから数日で患部が腫れる。痛みや痒みはあまりない。
刺されてから1~2週間後に倦怠感、食欲不振、頭痛、高熱に襲われ、2日目頃から全身に数ミリの紅斑、発疹が出て、悪くすると死に至る。

越後・出羽あたりの風土病で死に至るとされていた。ツツガムシ病の原因となるツツガムシの幼虫は肉眼では見えず、古典的ツツガムシ病の発生時期は夏季。

◆虫封じのお札
そういうのがある

◆陰陽五行的


五時(四季+土用)…夏/五畜…羊/五悪…熱・暑
ツツガムシは羊に心と書き、夏に人を害し、熱をもたらして取り殺す。

水剋火の理を持ってこれを封じていたとすれば、土剋水の理で、封印の力が弱まった可能性がある。
一度目の死は春の土用。二度目の死は夏の土用。
この頃に土に属する棗の根付を持って山に入ったことで、封印の力を弱めてしまったのではないか。
二人は丑の生まれだった。

みたいなそういう。


春の土用(立夏の直前)に娘が失踪→第一の殺人
発覚が半月後くらい
その後依頼され、
夏の土用(立秋直前)に第一の殺人の犯人が山に入る
その後犯人の死

過去日記22


後巷説百物語のあと、なんとなくこれで物語は終わりかな?みたいな気分で続編を追ってなかったんだけど、帰省の飛行機の中で前巷説百物語を読んだら又市とおぎんがすごくときめく感じの青年と少女だったのでときめいた。

それに舞台が江戸だし、これは!と思って一番大好きな東都小石川絵図と絡めて妄想してたらすごいすごい楽しかった。
実家にある本の内容を、帰宅してからオタク活動するときに参照するために引用しておく。
たのしい。


橋姫
橋姫の社は山城の国宇治橋にあり。橋姫はかほかたちいたりて醜し。故に配偶なし。ひとりやもめなることをうらみ、人の縁辺を妬給ふと云。(今昔画図続百鬼)


伊勢の山田の人々は外宮に奉仕する子良(こら)(物忌)たちの歩きながら交す話に耳かたむけて卜(うらな)いとし、これをオイゲを聴くといつたという。イゲは夕占(ゆうけ)の転だという説もあるが明らかでない。辻占・橋占は右と同様のことを辻・橋上でするもので、橋と辻とは同じく未知の霊魂の去来する場所である故に神秘的にみられたのである。(民俗學辭典)


人柱の恐ろしい風習が、古く我々の社会にもあつたか否かの問題とは離れて、水の神の祭祀に参与していた巫女が、あつて彼等の祖先に、甘んじてそうした尊い犠牲になつた者のあることを、語り歩いていた時期が久しかつたものと思われる。(民俗學辭典)


牛天神社
小石川上水堀の端にあり。一に金杉天神とも称す。この地を金杉と唱ふるによりてしか号(なづ)く(金杉、古へは金曾木に作る。小田原北条家の『所領役帳』に、この地名を注せり。金剛寺の条下に詳らかなり。合はせみるべし)。
(略)
牛石(裏門、坂の下り口隅の方にある巨石(こせき)をさして名づく。次の社記の条下に詳らかなり。南向亭〔酒井忠昌、一八世紀中頃〕云く、「頼朝公〔源頼朝、一一四七-九九〕の腰掛け石なり」と。いぶかし)。
 社記に云く、往古寿永元年壬辰(一一八二)の春、右大将頼朝卿東国追討のとき、このところの入江の松に船を繋ぎて和波(なぎ)を待ちたまふ(この辺り上古は入江にて、いまの飯田町の東入り堀のあたりへ続きてありしといへり。牛天神の外の坂を網干坂と呼び、また同所に蠣殻坂などいひてあるも、入江によりたる旧称なりといへり)。その間夢に、菅神牛に乗じ、頼朝卿に二つの幸ひあらんことを示したまひ、武運満足の後は必ず小社を営み報ずべしと託したまふ。頼朝卿、夢覚めて後傍らを顧みたまへば、一つの盤石ありて、夢中菅神乗じたまひたりし牛に髣髴たり。よつてこれを奇異とせられしが、果たして同年の秋頼家卿(一一八二-一二〇四)誕生あり。また翌年癸巳の夏は動かずして平家ことごとく敗れしかば、その報賽として元暦元年甲辰(一一八四)この御神をこの地に勧請ありて、神領等寄附ありしと云々(また『江戸名勝志』〔藤原之廉、一七三三〕といへる草紙に、「北条氏康(一五一五-七一)兵を起こされし頃、夢中に菅神牛に乗じて降臨あると見て、後この地に天満宮を勧請なし奉りしを、その後家臣遠山丹波守〔遠山綱景、?-一五六四〕当社を修営せり」と。上の社記に異なり)。(江戸名所図会)


○彼岸桜
牛天神
同(立春より五十日メ)
小石川。別当、竜門寺。この山中、花多し。門前を流るるは、神田へかかる上水なり。(江戸名所花暦)


(建暦三年八月)
廿二日、庚寅、天晴、未剋、鶴丘上宮の宝殿に、黄蝶大小群集す、人之を怪しむ。(吾妻鏡


五行の土
 五色・黄色
 五時・端午
 五畜・牛
 五金・金
 十干・戊/己
 十二支・辰/未/戌/丑


そして土剋水!


謎な部分1
東都小石川絵図に出てくる橋たちは、自分橋(私設の橋)なのかどうか。
自分橋なら問題はないけど、もし自分橋でなかったら、御入用橋(公用橋)の管理は幕府がするので、話が変わってくる。

◇謎な部分2
金曾木の由来は金曽木彦三郎か、鉋削ぎか不明。

過去日記21

◆メモ

奇談異聞辞典読んでたら、旧約聖書のマナの壺みたいなこと書いてあったから自分用にメモ。
モーセエジプトの人だし、マナも壺に入ってたし、弟子の名前はやっぱりそこから来てるんだろうか。
名前が「謎」「得体の知れない何か」的な意味の言葉なのって、もしかして弟子が捨て子とか、何かの事情で小さい頃に親とか周囲の人を失って、拾った人がつけたからなのかな~と妄想すると楽しい。
モーセがエジプト出たのが弟子たちの時代の200年前くらいだからモーセについていかなかったエジプト住ヘブライ人の家庭に拾われたとか?ヘブライ人ってその頃も奴隷だったのかな?
もしかしたらマナ自身がヘブライ人で、適当な名前をつけられてて、乳離れして奴隷として売られかけてたところで師匠に拾われてたりしてたらドラマチック。

っていうところからはじまる古代師弟を落書きしたら楽しかった。

石麺 せきめん 〔北国奇談巡杖記第一〕石川郡〈加州〉に鶴来といふところあり。いにしへは劒と書けり。こはこのところの氏神を、金劒宮と申し奉りて、巌洞にたゝせ玉ふ故にかく号(なづ)けるが、中古改めて鶴来と称す。一とせ大飢饉の事ありしに、土民はなはだ愁ひ、この神の祠前にまうでて、活命をいのること日あり。或日、俄かに空かきくもり、石のごとくなる真白きものふりける。これを喰ふに甘味にして乳のごとし。これにて続命すること幾ばくといふ数をしらず。不思議の感応とおもはる。私曰、『本草綱目』に時珍がいへる石麪(せきめん)のたぐひなるべし。越中守江の山中より出るといへり。これらのたぐひか。その後もたびゝゞ降るとぞ。今にこの品をたもつ人ありき。

あと、我衣から引用のそま(スマホで変換できない。木山←この字)小屋怪事が、北越雪譜の泊り山の大猫みたいな雰囲気でよかった。
巷説百物語に出てきそう。巷説百物語の又さんとおぎんさんの、兄妹みたいな親戚みたいな、でも距離はそんなに近くなくて、下手すると他人より壁がありつつ、最終的には唯一の身内っぽいところが好き。
おぎんさんの娘は又さんの子である必要はなくて、むしろこの二人に体の関係とかはなくて、でも又さんが文句言いながら育児に協力してたらいいなあ。

過去日記20

マイナーが好きなわけではなくて好きになったらたまたまマイナーだった。
みたいなことよくあるよね!

昔、父にくずし字を教えてもらいながら絵本百物語とか化物嫁入りとかを読んだけど、
そのへんの子供向けの草双紙ってだいたい漢字にルビがついてて平仮名だけで読めるので、
平仮名しかわかりません。
藩からのお触書とか漢字多くて読めないんだけど、平仮名で書かれた非公式の地方文書は、
文字のくずし方がきれいな人のなら少し読める。
子供かな?

そういうわけで妖怪が好き。
夜叉ヶ池の主の白雪姫と千蛇ヶ池の主(なの?お父さんが主なの?)の若君も龍神コンビで素敵だけど、
友達以上ペンパル未満の二人は結局うまくいったのだろうか……

化物嫁入りのおろくさんと一つ目はばけかわいい。
二人ともお嬢さまお坊ちゃまでのんびりしてるところがかわいい。

おろくさんが嫁入り前にお母さんに
「さいわいむこうにりょうしんはなし(※一つ目の両親は二人共亡くなってるらしい。妖怪って死ぬのか…?)、せいぜいむこどのだいじにしや」
とか花嫁の夢をぶち壊すようなちょっとゲスいこと言われてるのに、
「かかさんしんぱいさしゃんすな、わしがうまれつきでくびたけのびていやんす」
彼めっちゃ好き!みたいな、
ウェディングハイ状態でゲスを吹き飛ばしてるのかわいい。

おろくさんが嫁いですぐに懐妊して、
旦那の家の使用人(確か旦那の家の使用人)に
「おろくさまはもしやごじさん(よその男の子供を身ごもった状態で嫁いできた)ではないかしらん。われらとんとがてんがいかぬ」
とか影で言われてるのに、
一つ目はのんきに「いやめでたい」とか言ってるのかわいい。

でも翻刻ついてるとはいえ本自体大きめの図書館行かないと見られないし、基本禁帯だから図書館で読むなり本文コピーしなきゃいけないし、
なかなか人には勧めづらい……

と思ったら世の中にはこんな本が出てるんですか!?

http://www.amazon.co.jp/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC-1-%E8%8A%8B%E5%9C%B0%E7%8D%84-%E4%BA%BA%E9%AD%9A%E3%81%AA%E3%82%81-y/dp/4093882975

なにこれすてき!これはすてき!
私も化物嫁入り実家に置いてきちゃったしさっそく買おうそうしよう!

テンション上がって化物夫婦書いたので貼っておきますね。

あっ、
世の中で一番好きな妖怪は、
野宿の火です。

◆よく見たらこれ、たぶん違う方の化物嫁入りだ…
ていうか化物の嫁入りだ…
間違えました……かなしい……

過去日記19


怪談は夏の風物詩と見せかけて実は冬のものみたいな話があったかと思うんですが、
岡本綺堂の青蛙堂鬼談で、春雪霏霏、この夕べに春の怪談も一興と思いみなさまをお誘いしました、みたいな入りがあったせいか、春の怪談もいいじゃないのよと思うよね。
猿の眼に凍む秋の風

マハマナの死後、二人の住んでた屋敷が人手に渡って、何代か代を経て、あるときそこに嫁に入った少女が青年の幽霊を見るみたいな。
女の子の母方の祖母がまじない師の家系で、昔から悪霊とかそういうのを見ることが多かったんだけど、青年は肌は青くて髪は金色で到底人間には見えないものの悪霊にも見えなくて、でもそれならなんなのかが分からない。
古代エジプトには幽霊っていう考え方がない(たぶんなかったはず)ので、修行をしてない人が感じ取ることのできる人外のものと言えば悪霊のはずだけど、青年から悪い気配は感じない。
正体が分からなくて気持ち悪くて、女の子は青年がどういう存在なのか突き止めるために青年を探り始める。
青年は少女の存在も屋敷にいる他の人間の存在も認識していなくて、言葉を発することもなく、無表情で屋敷のところどころに現れる。あずまやの腰掛けに座っていたり、涼み廊下から中庭を見下ろしていたり、今は空き部屋になっている地下室の入り口に佇んでいたりする。
でもそのうち、青年がいつもその部屋の前で消える、正確にはその部屋の扉に吸い込まれるようにして中に入っていって消える部屋があるのに気づく。
それは納戸として使っている部屋で、少女が部屋の中を探ると、自分の嫁入り道具を納めた長櫃の下から、少し擦れて消えかけた魔法陣が出てくる。
その魔法陣に触れてから、少女の夢に、自分と同年代に見える少女が現れる。金髪で白い肌の、海の向こうの民に見える少女で、口が聞けないらしく、身振り手振りで少女に何か伝えようとしてくる。
金髪の少女は夢の中の空間の床に魔法陣を書いて見せて、少女にお願いをするような仕草で何度も頭を下げる。そういう夢を毎日見るようになる。青年の霊は相変わらず屋敷のあちこちに現れる。
だが青年の姿は次第に薄れてゆき、それにつれて夢の中の金髪の少女の必死さは増してゆく。
夢の中の少女が書いてみせる魔法陣は納戸の消えかけた魔法陣と同じものだと気づいた少女は、ある日意を決して納戸の魔法陣を夢の中の少女が教えてくる通りに書き直す。
書き終えた瞬間、光が納戸に満ち、それが収まったあとに魔法陣の上に立っていたのはあの青年だった。だがもう体は薄れておらず、目には意志の光があって、言葉も通じるようになっていた。
青年は、自分は精霊でファラオの僕であると言って、納戸に書かれていた魔法陣に、長櫃に入っていた呪具の力が加わってこちらの世界に召還されたが、魔法陣が消えかけていたために不完全な存在として漂っていた、このままいたら危うく存在自体が消えてしまうところだったと話す。
少女が長櫃の中を改めると、まじない師だった祖母が少女に贈った日覆いが、半ば焼け焦げた状態になっていた。この日覆いは危険な呪具なのかと訊く少女に、青年は、危険なものではないが魔術の心得がないものがもっているのはあまりよいことではないと言って、神殿に奉納するよう勧める。
それから、魔法陣を完全に消さずに置いていた弟子を叱っておくと言い残して、何かの魔法を発動させる。再び部屋が光で溢れて、目を開けたときにはもう青年も魔法陣も跡形もなく消えていた。ただ、半ば焼け焦げた祖母の日覆いだけが、今しがたあったことを告げていた。

みたいなそういう妄想を遊戯王カードWiki見ながら今してた。
魔法陣は実は黒の魔導陣で、マナが生前自室の床に書いたもので、でもうまく発動させられなくて、消すのも惜しくてそのままにしたままうっかり死んじゃったのが残ってたもの(うっかり弟子)
うまく発動させられなかったのは魔導陣を一部書き間違えていたからで、次の住人があまり深く考えずに魔導陣の上に長櫃とか置いたり擦ったりした結果、奇跡が起こって正しい魔導陣になっちゃった。でも消えかけ。
それに少女の祖母のまじない力(なんかそういうものがあることに今した)の籠もった日覆い(たぶん、少女を悪いものから覆い隠して守る的な意味でまじないをかけたんだよということに今した)が変に作用して師匠が不完全な状態で召還されて、不完全な状態で漂ってたせいでうっかり消えちゃうところだった。
弟子が魔導陣を触った少女になんとか夢で訴えかけて(ちなみに魔導陣の正しい書き方を死後に師匠に(怒られながら)習った)師匠が復活→上記に戻る。
師匠は黒・魔・導で黒の魔導陣の効果を消して帰っていきました。

みたいなね。
少女の祖母のまじない力の籠もった日覆いは神殿に奉納されて黒魔術のカーテンになりましたみたいなね。

ぜんぜん怪談じゃなかった。おわり。

過去日記18


寒いのに薄着で元気そうにしてる陣たんと、陣たんの襟首つかんで勝手にどっかいかないようにしてる凍矢と、幽白とかによく出てくるイメージの、へたりこんで「私は終わりだ」ってぶつぶつ呟く偉い人が見たいの!
という妄想をダーーーーーーっとあやしうこそものぐるほしけれ。

・江戸時代に新田開発で生まれた農村。村の背後に山があり、昔は山から流れる川の水を利用して水田を作っていた。
・山には霊穴があり、神が住んでいると言われる。江戸時代に高名な旅の僧が立ち寄り、村が富み栄えるように霊穴の神を祀って行ったという伝説がある。
・今はほとんどの家が兼業農家か、農業自体を行っていない。
・村祭りは四年に一度、雪解けの頃に豊作を祈願して村の神社で行われるが、近年は高齢化が進んでいることもあって簡略化されている。

っていう感じの村で、雪害が相次ぐところからスタート。全国的に暖冬なのにこの村にだけ豪雪の被害が続いて気象学者も原因が分からず往生しているところに、人間界にいる妖怪から、村の上空にある雲から妖気を感じるという情報が入る。
その土地のなんか偉い人から魔界に事態解決の依頼があって、雪害なら呪氷使いがいいんじゃない?っていう魔界特有の雑な人選で凍矢が抜擢されて、凍矢が行くならオレもオレも!っていう陣がくっついて来て二人で人間界に行くことに。

で、そのあと、

・雪害にあった人たちの話を聞くものの、雪女がいただとか妖怪を見ただとかいう話はなし。納屋が潰された家や凍傷で入院した人間もいるが、妖怪の仕業にしては手ぬるい。

・村に降る雪からは確かに冷気を感じる。しかしこれほど広範囲に雪を降らせることのできる妖怪が術を使っているのならピンポイントで場所が特定できるはずなのに、それができない。妖気は土地全体から漂っている。

・村の老人に聞き込みをしても、昨夏に地震があり、今冬にはこの雪害があって、村全体が呪われているようだという愚痴しか出てこない。

・ところがそのさなか、一人の老人が、この雪害は、昨春おこなわれた村祭りで、祭りの行程のひとつを簡略化したのが原因だと言い出す。なんでも神社の裏にある登山道から村の背後にある山に入り、山をぐるりと一周している旧道を村人全員で練り歩く儀式だという。

・なにかヒントがあるかもしれないからと神社の裏から山に入る二人。そのとき陣が神社の横手に壊れた五輪塔を見つけて、
「なんだべアレ」
「ひどく壊れているが、どうやら五輪塔のようだな」
放っておいたら今にも塔めがけて駆け出しそうな陣の襟首を捕まえてそう言うと、襟首を掴まれたまま、陣は器用に首を傾げた。
五輪塔?」
人には到底不可能な長い年月を生き、名だたる名家にも出入りしてきた上位の魔忍だというのに、陣はあまりにもものを知らない。どうせ五輪塔と言われてもかりんとうの仲間か何かか程度のことしか考えないだろう。
「仏塔の一種で、密教で教える世界の構成分子を表したものだ。上の丸いのが空、その下が風で、火、水、土と続く」
上から二番目の、茶碗のような形のあれが風だ、と教える。風は自由を表す筈だったが、知識にそこまで自信がなかったので黙っておいた。
「凍矢はいねーだか?」
不意に問われて、とっさに答えられなかった。ぽかんと陣を見上げる。陣は丸い目をくるくると動かして、あの茶碗みてーなのがオレだべ、風があるなら雪はねーだか、と言った。
「ああ……、雪か。雪はない。強いて言えば水が雪に相当すると言えなくもないだろうが、やはり違うな。水は水、雪は雪だ」
そう言うと、陣は「ふうん」と分かったような分からなかったような顔で頷いて、それきり興味を失ったのか、あとはもう五輪塔の方は見向きもしなかった。
みたいな会話をしてたらいい。

・で、山道に入ると、確かに妖気を強く感じる。妖気が地面全体から発されているせいで詳しいことは分からないが、雪害の原因はやはりこの山にあるらしい。

・山を探索中に陣が獣道を見つけて、二人で行ってみると、旅の僧の伝説があるという霊穴に行き当たる。霊穴の入り口は大岩で塞がれていたが、中から風が漏れ出していて、陣は「狂った風の匂いがする」とか言う。

・二人で大岩をどかすと、中から突風が吹きつける。霊穴の中はすぐに行きどまりになる浅い洞窟になっていて、壁一面に血文字でびっしりと呪いの言葉が書かれていた。凍矢は壁に付いていた血を嘗めて、自分と似た霊気を感じる。だが霊穴にはもはや呪いの血文字以外の妖気はなかった。

・翌日、調査の進捗状況を確認しにきたなんか偉い人(土地の有力者で、この村の新田開発を主導した家老の子孫かなんか)に、村の神社の宮司に来てもらうように言う。なんか偉い人は事態が好転してないことに怒りつつ宮司を呼んでくれる。

・凍矢が「村祭りの儀式は、行道の一種だな」と言うと宮司が顔色を変える。さらに重ねて「おかしいとは思っていた。この村には寺がない。俺たちが人間界に出入りしていた何百年か前には、寺のない村はなかった。あの神社はもとは寺と習合されていたものが、廃仏毀釈で神社のみ残ったものだろう。神社ではなく寺の儀式なら、山を一周するように練り歩く呪法に意味が生まれる」と言うと、宮司は肩を落として、「こんなことになるとは思わなかった。伝説が本当だったとは思わなかったんです」とか言い出す。

・唖然としている偉い人に、凍矢が
「郷土館の記録を読んだ。貴様ら現代の人間の多くが読めない古文書でも、俺たちにとってはつい最近まで使っていた文字だ。貴様の先祖が新田開発を主導したこと、しかし数年続けての異常気象で雪が降らず、春先の雪解け水が不足して凶作に見舞われ、多くの死者を出したこと、すべてあの小汚いケースに投げ込まれた庄屋の記録に載っていたぞ」
「多額の費用を投じて開発した新田の運営が軌道に乗らず、上からは責められ、下からは恨まれて、貴様の先祖は窮地に追い込まれた。そこで旅の修験者に頼んで、あの山の霊穴にーーーーーー雪女を封じ込めたんだろう」
「雪が多く降れば雪解け水で村は潤う。雪女が逃げ出さないよう霊穴を封じて、力を抑え込むために数年に一度、山全体を行道して封印の呪法を強化していた。旅の僧が霊穴の神を祀ったという伝説は、人間が霊穴に妖怪を封じた話をうまく作り替えたものだ」
「霊穴で雪女は人間を呪いながら死んでいった。壁には血文字でこの土地を雪で覆い尽くすと書いてあったぞ。雪女の残した妖気は霊穴の影響で力を増し、それに比して封印の呪法は廃れていった。伝説の真実を知る宮司すら、既にそれを信じていなかったのだから無理もないがな」
「そして昨年の夏、地震によって、この土地の地下の気脈が乱れた。ここからは俺の推論だが、おそらく霊穴の気脈が土地の大きな気脈に繋がったんだろう。雪女の呪いは気脈を通じてばらまかれ、今では土地全体が妖気を放って雪雲を呼んでいる」
とか、ダーーーーーーッと話す。

・そうしてる間にも外が吹雪いて、地吹雪が窓にバシバシ当たる。それがまるで雪女が外から窓を叩いているように聞こえて、偉い人が「私はそんなことは知らん!もし仮に今の話が真実だったとしても、私の先祖がやったことだろう!私には関係ない!」とかヒステリーを起こす。

・陣が窓を開けて、風で上空の雪雲を掃う。青い空が広がるも、徐々に四方から雪雲が迫ってくる。「いくら追っ払っても、ちっとしたらまた集まって来ちまうだな」っていう陣に、偉い人が、「この村に雪害が出ないよう、君にこの土地にいてもらうわけにはいかないだろうか。給料は通常の職員の倍、いや、三倍払ってもいい」とか言い出す。

・困ってる陣と偉い人の間に凍矢が割って入って、「村の人間に聞いたぞ。次の選挙とやらが近いらしいな。貴様が唱えていた災害に強い街づくりが雪害のせいで台無しになって、支持者が減っていると言うのは本当のようだ」とか言う。

・「我が身可愛さに霊穴に妖怪を封じた先祖のように、己の地位のために陣をこの土地に縛り付けるつもりか。血は争えないな」って言って出て行く凍矢を追いかけて出て行く陣を見てうなだれる宮司と、膝を突いて「私は終わりだ」とかぶつぶつ呟く偉い人。

・四方から迫ってくる雪雲のせいで残りちょっとになっちゃった青空を見上げて「死んで、ぎょうどう?っつーのがなくなっても、ここから離れらんねーんだな」「はじめは自由になりたいと願っていたのだろうが、霊穴に何年も閉じ込められるうちに、この土地の人間を呪うことの他は考えられなくなってしまったんだろう」「そういうもんけ」「そういうものだ」みたいな会話をしつつ、「俺もきっとそうなるだろう。だが陣、お前は違う。お前は自由を忘れない」みたいな述懐を凍矢がして、終わり。

過去日記17

師弟は師弟だからいいんだよねっていうのは大前提です。

ところで私は恋愛的な感じではまったくないダメ男と女の子の組み合わせが好きで、よつばと!のやんだと恵那ちゃんとかそういう感じのがとてもよい。
ダメ男が女の子に怒られたりしてるのすごく好き。

それでパンドラデッキ版ブラックマジシャン(長いので以下PBM)とBMGもわりと好きな感じのダメ男と女の子だな~と思って二人が絡むのを妄想してたら現パロになってて、いつの間にか師弟萌えになってた。
以下はその妄想なので苦手な方はここは俺が食い止めてる間に逃げて下さい。



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   <○√
    ||
   くく

ここはおれがどうたらこうたら


系図的なものを書いたので下図を参照するとわかりやすい気がしますが別にわかりやすくない気もします。
はじめ師匠の家が郷土資料館に土地と資料の大半を寄贈しててそのおかげで師匠が名ばかり館長に就任してるって設定も考えたんだけどやめたんだけどその名残りが図にある。

祖母
65才
師匠と弟子の祖母でPBMの母親。
18才で嫁いで19才で長女(師匠の母親)を産んだがその後は次の子供ができず、26才で第二子(弟子の母親)を授かるも第二子も女だったため、長女を跡取り娘として育てる。
長女に婿をとって安心していたら39才で思いがけず身ごもり男児(PBM)を生む。
長女は既に婿をとって跡取り息子(師匠)も生まれており、困惑しつつ息子を甘やかして育てたため、息子はダメ男になった。のちのPBMである。

師匠
25才
上記の理由によりいずれ家を継がされる予定の地方の旧家の跡取り。
旧家は旧家だが固定資産税の方が無駄にかかる山林の管理に困ってるのでお金はない。本家に当たるせいで冠婚葬祭にしょっちゅう呼ばれてそのたびに出費が嵩むので本当にお金はない。
中学卒業後は地方都市の進学校に入学。進学のために家を出て親戚の家に下宿していた(田舎ではありがち)。
大学で考古学の修士課程修了後、博士課程に進む予定だったが、祖父が体調を崩して入院したため地元に戻り、近くの郷土資料館に就職。論文博士を目指している。
よくバイトスタッフと間違われる。

弟子
16才
女子高生。母親(師匠の叔母でPBMの次姉)が都市部の男性と結婚して地元を離れたため、生まれ育ちは都市部。
小さい頃は夏休みによく母親の実家に遊びに行って従兄弟のお兄ちゃん(師匠)に遊んでもらったが、中学校入学後、一、二年次は部活動、三年次は高校受験で、しばらく行っていなかった。
高校入学後の夏休みにバイトがしたいと親に申し出たところ、従兄弟のお兄ちゃんが働いてる郷土資料館でならバイトしてもいいとのお許しが出たので、体一つでやってきた。
考古学はよく分からないが泥団子を黒光りさせるのが得意。

PBM
25才
跡取りを諦めていた母(師匠と弟子の祖母)が早々に長女に婿をとったため、本来なら自分のものだった跡取りの座を師匠に奪われた。
堅苦しいのが嫌いなのと、お金のない旧家の跡取りなんて面倒なだけなので、本人は喜んでいる。しかし昔ながらの価値観を持つ母親が不憫がって甘やかしたせいで世の中を舐めたダメ男になった。
大学卒業後はスマホでゲームをしているだけでタップとフリックの動きと画面のアクションが指や視神経を刺激して作業効率が上がるだの暗記能率が上がるだのといった怪しげなアプリの会社で営業をしている。
大学進学のために家を出てからほとんど帰宅していなかったが、父親が入院したので顔を見せに来た。

で、

・師匠は昔から地層とかが好き。
・弟子が小さい頃、師匠は土遊びの師匠だった。
・師匠が高校大学修士課程合わせて9年くらい地元を離れてたので弟子は師匠をよく覚えていなくて、でも会って土器のかけらを組み合わせて復元とかしてるうちに思い出す。
・弟子とPBMは数年前に一回会ってて、久しぶりに会ってスマホで協力プレイとかする。

みたいなそういう弟子の夏休み。
PBMの会社のアプリに興味を持つ弟子にPBMが「バーカこんなの効くわけねーだろ」みたいなこと言って、効くわけないって思ってるものでお金稼いでることを弟子に説教されたり、
受付担当の弟子が博物館学の実習で郷土資料館に来た大学生に海か何かに誘われて、暇だし行こうかなーってちょっと乗り気になるんだけど、「ここにいる間は私が彼女の保護者代理だ。まずは保護者を通してもらおう」とか師匠に邪魔されたり、
お母さんが若いころの浴衣をおばあちゃんに着付けてもらって皆で花火見に行くんだけどうっかりはぐれちゃって土地勘ないしおろおろしてたらPBMと行き合ってなんとなくほっとしたり、
お盆で親戚が集まって宴会になって夜が更けて皆が三々五々寝た後にだらだら飲んで残ってたPBMと後片付けにきた師匠が微妙に気まずい感じでダイニングのテーブルを挟んで会話したり、
師匠はPBMの居場所を奪ったのは自分だと思ってるからそれをなんとなく負い目に思ってて、PBMは貧乏な旧家の跡取りなんて面倒なものと入院中の父親の世話を師匠におっかぶせてることに少し負い目を感じてて、
でもお互い、自分が相手に負い目を感じてることを相手は喜ばないだろうなと分かってるみたいな、

そういう夏休み(二回言った)

この土地では従兄弟婚は軽い禁忌とされてたらいい。

◆ただ現パロとなるとどうしても名前の問題が出てくるので、マナはまだ日本名としてありそうだけどマハードはどうしよう…って感じだしPBMに至っては名前ないし…

師匠たちの家では男の子ははこがまえの名前を付ける慣わしで、
師匠は匠くん
PBMはパンドラのデッキ(原義は『覆い』『被せる』らしい)っていうことでパンドラの匣(覆いのある箱)からとって匣くん
しょうくんとこうくんでちょっとおそろい
みたいなのも考えたけどあんまりそういう懲りすぎた設定は自分が胃もたれしちゃうのでやっぱり名前はなしかな。